健康情報
快眠環境のつくり方
睡眠には体や脳、心のメンテナンスを行い、明日への活力を養う大切な役割があります。質のよい睡眠をとるためには日中の活動量を増やし、快適な睡眠環境をつくることが重要。ここでは快眠環境のつくり方のポイントをご紹介します。
夜間は明るい光を見ない
21時以降は部屋の照明を間接照明などの弱い光に切り替えて。
パソコン、スマートフォンなどは画面の明るさをできる限り落として使用するとよいでしょう。
室温を管理する
すみやかに入眠するには布団内の温度を33℃くらいに保つのがベスト。
そのため、室温は、夏は27~29℃(冬は18~20℃)にエアコンを設定しましょう。
部屋の湿度を管理する
部屋の湿度は50%前後に保つのが理想的です。
夏場はエアコンの除湿機能などを使うのがおすすめ(冬場は加湿器を使って湿度を保ちましょう)。
柑橘系の香りを嗅ぐ
香りには心身をリラックスさせる効果があり、寝る前に香りを嗅ぐことで睡眠の質も高められます。オレンジなど柑橘系の香りがおすすめ。
寝る2時間前に軽い運動をする
ストレッチやヨガなど軽い運動がおすすめ。夕食を食べ終わった後に行うといいでしょう。
寝る1時間前に入浴する
毎日お風呂に入り、40℃程度のお湯に10~20分くらいゆっくりつかりましょう。
監修:遠藤 拓郎(スリープクリニック調布院長・慶應義塾大学特任教授)