健康情報
バリア機能の低下を招くドライノーズにご注意を!
外気が乾燥する季節は、鼻の粘膜の水分が蒸発して乾くドライノーズが起こりやすくなります。
鼻の粘膜は本来、適度に湿っていて、ウイルスや花粉、ほこりなどの異物から守られていますが、ドライノーズの状態が続くとバリア機能の低下や炎症を引き起こし、感染症にかかりやすくなったり、花粉症などのアレルギーの悪化を招いたりします。
●ドライノーズってどんな状態?
鼻の中を保湿するセルフケア
ドライノーズ予防にはセルフケアが有効です。
また、鼻の粘膜が傷つくと乾燥が悪化しますので、刺激しないように気をつけましょう。
セルフケアを行っても改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
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Column ~市販の点鼻薬で花粉症が悪化?!~
ドライノーズや花粉症のセルフケアの強い味方となる市販薬。種類も豊富でとても便利ですが、誤った使用法によるトラブルに注意が必要です。
特に、多くの市販の点鼻薬に含まれる血管収縮剤は、使用直後から高い鼻づまり解消効果を発揮します。かぜなどで一時的に使うのは問題ありませんが、繰り返し使用すると鼻の粘膜に炎症を起こし、鼻炎を悪化させてしまいます。薬の効かない重度の花粉症だと思っていたら、薬が原因だったということも。もしかしたら…と思ったら、早めに医療機関に相談しましょう。