健康情報
猛暑の夏を健康に乗り切るために
熱中症から身を守ろう
暑さ厳しい日本の夏。2023 年には異常気象ともいえる記録的猛暑に見舞われ、5月から9月の5カ月間で、熱中症とその疑いによる搬送者は9万1,000 人にのぼりました。地球温暖化が進めば極端な高温になることも予測され、国は熱中症特別警戒アラートやクーリングシェルターなどの対策に乗り出しています。
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熱中症特別警戒アラート
環境省と気象庁は、気温や湿度などをもとに推計した「暑さ指数」が33以上になると予測される日の前日夕方と当日早朝に、熱中症警戒アラートを発表しています。さらに今年の夏からは、都道府県内のすべての観測地点で「暑さ指数」が35以上になると予測される場合に、1段階上の熱中症特別警戒アラートが発表(10月の第4水曜日まで、前日14時ごろに発表)されています。
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クーリングシェルター
冷房が効いた部屋を開放し、暑さしのぎに誰もが利用できる施設のこと。環境省では、地方自治体に対して、役所庁舎や公民館、図書館などの公的施設のほか、ショッピングセンターなどの民間施設も、クーリングシェルターとして事前に指定し、開放することを呼びかけています。
まずは自分の身を守ることから心がけよう
熱中症の予防と対処法
● 室内では
・ エアコンや扇風機で温度調節
・ 遮光カーテンやすだれの利用
● 外出時には
・日傘や帽子を使用
・日陰の利用やこまめな休憩
・暑い日は日中の外出をできるだけ控える
環境省のWEBサイトもCHECK