加入者の皆様へ

治療や体への負担を小さくできる

生活習慣病は、初期に目立った症状がないものの、そのままにしておくと重篤な病気を招きます。

年に1回必ず特定健診を受ければ、リスク要因の早期発見につながります。

死亡リスク要因は、高血圧や高血糖が上位に

循環器疾患や糖尿病、がんなどの生活習慣病は、日本人の死因の約5割を占めています。以下の「リスク要因別の関連死亡者数」を見ると、上位には喫煙などの生活習慣と、それらに関係する高血圧、高血糖、高LDLコレステロールがあがっています。また、とくに循環器疾患や糖尿病による死亡と大きく関連していることがわかります。特定健診ではこれらのリスク要因を早期に発見でき、生活習慣病の予防・早期治療が可能です。体へのダメージや治療・生活改善の負担を小さくするため、年に1回は必ず特定健診を受けましょう。

心疾患(急性⼼筋梗塞などの虚⾎性⼼疾患・⼼不全)や脳血管障害(脳梗塞・脳出⾎・くも膜下出⾎)・動脈瘤など

 

リスク要因別の関連死亡者数(2019年)

 

「令和4年版厚生労働白書-社会保障を支える人材の確保-」(厚生労働省)より作成

「要精密検査」「要治療」があったら医療機関へ

すでに健診を受けられたみなさん、結果はもう確認しましたか? 「 要精密検査」「要治療」などの項目があった場合には、必ず医療機関を受診しましょう。

毎日忙しいなか、せっかく時間をつくって受けた健診です。検査や治療が必要な項目が早期で見つかったのに対策をしないのはもったいないことです。

自覚症状がなくても、健診結果をよく確認して有効活用しましょう。

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