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健康診断が体の変化をいち早くお知らせ
健康状態が悪化したとき、必ずしも自覚症状があるとは限りません。
自覚症状のない早期の段階で病気を見つけるには、健診が有効です。
多くの人が健診をきっかけに医療機関を受診
医療機関の受診に関する調査において、自覚症状がない人の受診理由としてもっとも多いのは「健康診断(人間ドックを含む)で指摘された」(44.2%)でした。自覚症状のない多くの人は、健診や人間ドックをきっかけに医療機関を受診していました。日ごろ自分では気づかない健康状態の変化も、数値等で明確に知らせてくれるのが健診です。
■自覚症状がなかった患者が受診した理由(複数回答)
厚生労働省「令和2(2020)年受療行動調査(確定数)の概況」より作成
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毎年欠かさず受けることでさらに役に立つ
健診は、その時の健康状態だけでなく、過去から現在までの“経年変化”を知ることに役立ちます。毎年欠かさず受ければ、「年々血圧が高くなっている」「数年前より体重が増加している」などといった数値の変化や傾向を把握できます。その後の生活でとくにリスクの高い病気の対策に力を入れるなど、より効率的な疾病予防ができます。
通院中の人も特定健診を受けましょう!
「通院をしているから、健診は受けなくて大丈夫」と思っていませんか?すでに治療中の病気以外にも、自覚症状なく進行している生活習慣病が隠れているかもしれません。それを見つけるには、国が定めた検査項目が含まれている特定健診を受ける必要があります。
通院をしていても年に一度は必ず特定健診を受け、全身の健康状態をチェックしましょう。健診結果が届いたら、通院中の人は主治医に結果を見せるなどして今後の治療にお役立てください。
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