
健康情報
防災月間にあわせて
地震への備えの見直しを
地震への備えと発生時の行動を確認しよう
総務省消防庁の防災マニュアルなどをもとにした、地震対策を紹介します。
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家具の固定と配置の工夫
タンスや本棚、冷蔵庫などの大型家具は、L型金具などで壁や柱に固定し、ガラス扉は、飛散防止のフィルムを貼っておくと安心です。とくに寝室では、ドア付近に背の高い家具を置かない工夫も必要です。
非常用品・備蓄の準備
飲料水や保存食は最低3日分、可能であれば1週間分を備蓄します。懐中電灯、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、簡易トイレ、常備薬などを非常持ち出し袋にまとめ、玄関などに置いておきましょう。
避難場所と連絡手段の確認
家族で避難場所や連絡方法を決めておくことも大切です。災害用伝言ダイヤル(171)やSNS、スマートフォンの災害用通知機能などの使い方を確認しておきましょう。
地震発生時、まず身の安全を確保
揺れを感じたら落ち着いて頭を守り、テーブルなどの下に伏せましょう。割れたガラスや落下物に注意し、安全が確認できるまで、むやみに外へ飛び出さないことも大切です。
揺れが収まったあとは落ち着いて行動を
揺れが収まったあとに、窓やドアを開けて出口を確保します。火災が発生していたら初期消火を行い、電気やガスの元栓を確認しましょう。エレベーターの使用は厳禁です。
日ごろの備えと意識が、自分と家族の命を守る最善の手段になります。防災月間をきっかけに、今できる準備を始めましょう。
防災の日とは?
1923(大正12)年9月1日におきた関東大震災は、死者・行方不明者10万人以上という大惨事となりました。この震災の教訓から、防災対策の重要性を知ってもらうために、9月1日は「防災の日」、9月は「防災月間」と定められました。地震のほか台風・豪雨などにも備えましょう。