健康情報

今年で60回目を迎えます
10月は健康強調月間です

日ごろの不健康な生活習慣を見直すよい機会に

毎年10月1日〜31日は、健康保険組合連合会、同都道府県連合会、健康保険組合が主催する健康強調月間です。健康無関心層へ生活習慣改善の気づきを与えるとともに、一人ひとりの健康寿命の延伸につなげることを目的に1966年から始まり、今年で60回目を迎えます。

  • 今年は、健康寿命の延伸に向けた活動、スポーツの実施率向上を目指す活動、特定健診(メタボ健診)・特定保健指導の推進支援、がん対策の普及・啓発などの事業が展開されます。
    この機会に、不健康な生活習慣がないかあらためて確認し、下記のようなことを心がけましょう。
     
    健康的な「食生活」を心がけよう
    朝・昼・夕の3食を規則正しく食べるほか、魚類や野菜などを含むバランスのよい食事をとりましょう。
     
    「禁煙」を始めよう
    タバコは生活習慣病のリスクを高めるほか、がんの罹患リスクも高めます。副流煙の害もあるので、自分や家族のためにも今すぐ禁煙をしましょう。
     
    「運動」を習慣にしよう
    運動は肥満対策や生活習慣病の予防になるほか、メンタルにもよい影響があります。自分に合った運動を見つけ、継続していくことが大切です。
     
    「メタボ健診」「がん検診」を受けよう
    メタボ健診やがん検診を受けることで、早期に異常を発見でき、生活習慣の改善や早期治療につながります。必ず受診しましょう。

知っておきたいがんの基礎知識

若い女性も油断しないで子宮頸がん検診

子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんで、若い女性もかかることがあります。
子宮頸がんのおもな原因となるのが、HPV(ヒトパピローマウイルス)への感染です。HPVはごくありふれたウイルスで、感染しても多くは自然に治癒しますが、一部が持続感染し、子宮頸がんを引きおこします。
子宮頸がんは、早期ではほとんど症状がありません。そのため、検診で早期に発見することが大切です。早期に発見・治療ができれば、子宮を残すことができ、妊娠も可能です。対象の人は必ず受けましょう。

子宮頸がん検診

細胞診 20歳以上
頻度 2年に1回

※HPV検査単独法は、30〜60歳が対象で5年に1回HPV検査を実施(20代は細胞診を実施)。

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